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中学生が抱える「歯並びの問題」、効果的な治療方法とは?

監修:歯科医師 高島光洋


笑顔で話す制服姿の女学生3人

中学生の親御さんの中には、「お子さんの歯並びが気になる」「治療を始めるには遅いのではないか?」と悩まれている方がいらっしゃいます。中高生の成長期に始める矯正治療はとても効果的だという報告もあります。ここでは中学生におすすめする歯並び治療方法を詳しくお話していきます。

中学生がなりやすい歯並びとは?

中学生になると大人の歯が生え揃ってきて、身長が伸びるとともに顎の大きさも変わっていきます。中学生に多い歯並びとはどんなものがあるのか挙げてみます。

  1. 叢生(歯並びがガタガタ) 27.6%
  2. すきっ歯(歯間空隙) 10.05%
  3. 過蓋咬合(オーバージェット)6mm以上 6.5%
  4. 切端咬合(オーバーバイト)0mm 2.6%
  5. 受け口・開咬(下顎が出ている) 1.3%

このように、一番多い歯並びが叢生(ガタガタ)で、次いで多い歯並びはすきっ歯です。これは歯と歯の間が空いている状態を言います。そして上の歯が大きく前に出ている出っ歯(過蓋咬合)、前歯の先で噛み合う切端咬合が続きます。
これらは全て不正咬合で、歯並びが悪いことと噛み合わせにも問題があることが多い症状です。

忙しい中学生におすすめ!歯並び改善方法ベスト3

第3位:表側ワイヤー矯正

ワイヤー矯正は、歯の表面にブラケットと呼ばれる器具とワイヤーを装着して歯を動かしていく方法です。
ワイヤーで歯を動かす力加減を調整できるので、歯を大きく動かしたい場合や細かく動かしたいなど色々な症例に幅広く対応ができることがメリットです。また、装置を取り外すことがなく効率よく歯を動かすことができます。

反対にデメリットは、表側矯正では特に装置が目立つことが挙げられます。
他にも、装置がついたままなので、

  • 歯や歯と歯の間のブラッシング、装置自体の清掃を隅々まで行うことが難しい
  • 装置が頬の内側や唇に当たって口内炎ができやすい
  • 硬い物や粘着性の食べ物は避けるなどの食事制限がある
  • 歯が動く時に痛みがある

これらのことも注意する点として挙げられます。

第2位:裏側ワイヤー矯正

裏側矯正とは、ワイヤー矯正の装置を歯の裏側に装着して歯を動かす矯正治療です。
歯を動かすメカニズムは表側のワイヤー矯正と同じですが、最大のメリットはワイヤー矯正でありながら装置が目立たないことです。例えば、出っ歯の治療をする場合、表側矯正だと装置が歯の表面にあると更に出っ歯に見える問題も、裏側矯正だと安心して治療を続けられます。
他にも

  • 歯の裏側は唾液で汚れが流されやすいので表側矯正より装置に汚れが溜まりにくい
  • ボールや何かがぶつかっても頬の内側を痛めることがないのでケガをしにくい
  • 食べ物の引っ掛かりを気にしないで食事ができる

などのメリットがあります。

反対に、デメリットは

  • 裏側矯正は技術の高い治療のため高額になる場合が多い
  • 舌に装置が当たるので、サ行やラ行など発音がしにくい言葉や違和感がある

ことが挙げられます。

第1位:マウスピース矯正(インビザライン)

インビザラインは目立ちにくい透明なマウスピースを装着して歯を動かす矯正治療です。薄い素材で違和感が少ないため装着したまま会話もでき、人に気付かれにくい治療です。10日~2週間に1枚のマウスピースをご自分で交換するので、他の治療に比べて通院回数が少なくて済むことも、忙しい中学生に人気な理由のひとつです。
他にも

  • 歯が動く時の痛みが少ない
  • マウスピースは取り外しができるので、食事や歯磨きは普段通りできる
  • 食べ物や飲み物の制限がない
  • 口腔内を傷付けるリスクが少ない
  • 金属を使用しないので金属アレルギーの方も安心して治療ができる

など、思春期の中学生が気になることを極力抑えて治療が進められます。
しかし、デメリットもありますのでしっかりチェックしてみましょう。

  • 装着時間が1日20時間以上必要なので、食事と歯磨き以外は装着する必要がある
  • 水以外の飲食時はマウスピースを外して摂る
  • 水以外の飲み物や食べ物を食べた後、装着前に歯磨きが必要
  • マウスピース自体の清掃が必要
  • マウスピースを紛失する恐れがある
  • 治療の内容によっては、歯と歯の間を少し削る、補助装置を併用して使うことがある
  • 対応できない症例もある

など、気を付ける点もあります。

意外?歯列矯正のベストタイミングは中学生

矯正治療は、予防矯正も含めると5~6歳頃からできると言われています。中学生では遅いのではないか?と心配される親御さんもいらっしゃいますが、むしろ中学生の成長期は矯正治療を始めるには最適な時期として考えることもできます。

中学生は乳歯が抜けて永久歯に生え変わり、永久歯の歯列が完成される時期です。身体全体ではまだ成長期に当たり上顎の成長はほぼ止まっていますが、下顎の成長は身長と同様に成長段階にあります。この時期は新陳代謝が活発なので、歯を動かす時もメリットが多くあります。

  • 歯が移動するスピードが速いので治療期間が短い場合が多く、費用を抑えられる
  • 骨の成長を利用して歯を動かすことができる
  • 歯を抜かずに歯を並べられる可能性がある
  • 将来的な歯並びのコンプレックスを早く改善できる

中学生や高校生になると勉強・部活・遊びに忙しい時期でもあるので、これらの多くのメリットがある成長時期に治療をして歯並びの悩みを改善しておくことは、将来のためにもとても効果的と言えます。

中学生が気にする悪い歯並びは自分で治せる?

結論からいうと、自分で歯を動かして歯並びを良くすることはできません。

歯は硬い骨の中に埋まっています。その歯を動かすとなるとそれなりの力をかけ続ける必要があります。仮に自分で力をかけて動かせたとしても、無理な力のかけ方によって歯と骨を傷付けたり歯の傾きが変わったり、他の歯や上下の噛み合わせ、顎関節にも悪影響を及ぼしかねず、大変危険です。

一方、歯科矯正治療では、精密な検査、動かす力の度合い、動かす方向など、綿密な計画に基づいて行われています。1本1本かける力が違うので、1本1本の動きに対して計画を立てて動かしていきます。専門的な知識の元、歯並びを整えていくので一般の人が自力で治すことは不可能であると考えられます。

中学生の方とその親御さんのために、矯正の無料カウンセリングを行っております

勉強にスポーツに忙しい中学生。その親御さんから見て、お子様の歯並びに気になることがありましたらお気軽にご相談ください。
当院では無料のカウンセリングを行っております。お子様の生活に合った治療方法などのご提案をさせて頂きます。

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