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「すきっ歯」の悩みを解消したい!6つの治療方法をご紹介

監修:歯科医師 高島光洋


4つ並んだドアの前にたたずむ粘土の人形

ご自身の口元にお悩みはありませんか?口元の印象には歯並びが関係していることがあります。特に、前歯のすきっ歯は口を開けた時に見えやすく、気になられる方が多いです。そんなすきっ歯には、いくつか治療方法があります。

本コラムでは、「すきっ歯になる原因」や「治療方法」などについてご紹介しております。ご自身が治療を考える際のご参考にしていただければ幸いです。

【目次】

1.歯と歯の間に隙間ができる「すきっ歯」の原因とは?
 1-1歯周病の進行
 1-2無意識に行う歯ぎしりや食いしばり
 1-3歯が欠損したままになっている
 1-4舌で前歯を押す癖がある
 1-5歯磨きの力加減によっては歯茎が下がることも
2.「すきっ歯」は治すべき?治療を考える基準について
3.「すきっ歯」を改善!6つの治療方法をご紹介
 3-1 ①ダイレクトボンディング
 3-2 ②ラミネートべニア
 3-3 ③セラミック治療
 3-4 ④ワイヤー矯正
 3-5 ⑤マウスピース矯正
 3-6 ⑥口腔筋機能療法(MFT)でのトレーニング
4.すきっ歯を自力で治す方法があるって本当?
5.「すきっ歯」を悪化させない対策について
6.「すきっ歯」の矯正治療はインビザラインでも可能です!

歯と歯の間に隙間ができる「すきっ歯」の原因とは?

歯と歯の間に隙間が空いている状態を「すきっ歯」と言います。「すきっ歯」の原因としてよく知られているのは遺伝ですが、その他にもいくつか挙げられます。それらの原因について詳しくご説明します。

歯周病の進行


歯周病の初期段階では、歯茎が腫れる「歯肉炎」の症状がみられます。歯茎が腫れると、歯と歯茎の間にある溝が深くなり、歯周ポケットが形成されます。歯周ポケットにはプラーク(歯垢)が蓄積しやすく、内部で細菌が繁殖します。細菌が増えることによって歯茎内部にまで炎症が拡がり、歯を支えている骨(歯槽骨)が溶かされ、歯茎も下がります。その結果、歯と歯の間に隙間ができます。

無意識に行う歯ぎしりや食いしばり


歯ぎしりや食いしばりは、無意識に継続して行なわれることが多いです。そのため、歯に大きな負担がかかりやすく、歯の咬耗を進めてしまいます。
歯の咬耗が進み擦り減ると、歯の噛み合う位置が少しずつ変わり、咬み合わせのバランスが崩れることもあります。そうすると、歯の位置も少しずつ動いてしまうこともあり、前歯のすきっ歯だけではなく、歯並びの悪化を引き起こしやすいです。

歯が欠損したままになっている

歯は、隣合う歯が存在していることで、その位置を保っています。しかし、欠損した歯があると、空いているスペースに向かって歯が動くことがあります。特に、奥歯の欠損の場合、手前の歯が順に後方に移動することになり、その影響で前歯と前歯の間に隙間ができます。
それ以外にも、歯を失った部分をそのままにしていると、隣の歯が傾いてきたり、咬み合う歯が伸びてきたりして、治療が困難になることもあります。歯を失った場合は、早めに歯科医院にて治療を行なうようにしましょう。

舌で前歯を押す癖がある

癖で、舌を前歯の裏側に押し当てる方がいらっしゃいます。特に、お子さんによく見られます。
舌が歯を押す力は、そんなに大きな力ではありません。しかし、小さな力でも、長期間継続的にかかると、歯は動きます。舌で押された前歯は徐々に前方へ突出し、前歯と前歯の間に隙間を生じることがあります。
舌の縁にガタガタとした歯の跡があれば、この癖を行なっている可能性が高いです。一度、ご自身の舌を確認してみましょう。

歯磨きの力加減によっては歯茎が下がることも

歯磨きするときに必要以上に強い力で磨いたり、歯茎まで磨いていたりすると、歯茎が傷ついて下がることがあります。
また、サイズの合っていない歯間ブラシにも注意が必要です。不適切なサイズのものを歯と歯の間に無理矢理入れて使用していると、歯茎が傷ついて下がり、歯と歯の間に隙間が空いてくることがあります。
歯ブラシは、ヘッド部分の大きさ、ブラシの硬さを確認した上で購入しましょう。
歯間ブラシは、太さのサイズが様々です。もし、自分に合ったサイズがわからないようなら、歯科医院で相談してみましょう。

「すきっ歯」は治すべき?治療を考える基準について

すきっ歯を気にされている方の中には、治療すべきかどうか悩まれる方もいらっしゃるかもしれません。
治療をする基準としては、ご自身がどれだけ悩まれているか、ということが重要です。見た目や生活への支障、痛みなどの症状、歯の状態が悪化していないかということが、治療を決める判断基準になります。この項目では、具体的な判断基準についてご説明します。

○咀嚼のしにくさ
歯と歯の間に隙間が空いていると、食べ物が詰まりやすいだけではなく、物を噛んだりすり潰したりしにくくなります。咀嚼回数が減り、丸呑みに近い状態で食べ物を飲み込むこともあるので、消化器官である胃や腸に負担をかけることにも繋がります。
また、基本的に食事は1日3回行いますが、その都度、食べ物が歯に詰まるとストレスも感じやすいです。食べ物が詰まることで食べかすが蓄積しやすくなり、虫歯や歯周病のリスクも高まります。
毎日の生活で咀嚼のしにくさを感じられている場合は、一度、歯科医院に相談してみましょう。

○歯根が見えている
歯茎が下がってすきっ歯の状態になっている場合は、歯周病の可能性が高いため、先に歯周病の治療が必要です。
歯と歯の間に隙間が空いていると、食べかすなどが蓄積しやすくなり、歯周病がさらに進行するリスクが考えられます。
ご自宅で歯間ブラシやタフトブラシを併用したこまめなケアを行なっていただきながら、歯科医院でのクリーニングを受けていただくのがおすすめです。クリーニングでは、歯科専用の機械を使って、歯石やプラークを除去することによって、歯周病の進行を防ぎます。
歯周病治療完了後に歯と歯の隙間が若干改善することもありますが、歯周病の進行具合によっては歯周病治療だけでは改善しない場合もあります。そのような場合には、矯正治療や被せ物の治療を検討することになります。

○歯や顎に痛みを感じる
歯は、隣り合う歯があることで、それぞれの歯の位置を保っています。しかし、歯と歯の間に隙間があると、その部分に歯が移動して傾いたり捻れたりすることがあります。そうした歯並び変化は、咬み合わせにも影響をもたらします。一部の歯に痛みを感じるようになったり、顎関節に負担がかかり顎関節症を発症したりすることがあります。

○口元にコンプレックスを感じる
前歯がすきっ歯だと、会話の最中にご自身の口元が気になり、手で隠してしまう方もいらっしゃいます。
口元が整うと、顔の印象も変化しやすいです。ご自身の歯並びや口元にコンプレックスを感じている方は、すきっ歯を治すことで、人前で話すことや笑うことに自信を持てるようになります。

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「すきっ歯」を改善!6つの治療方法をご紹介

すきっ歯の治療方法は主に6つあります。それぞれの方法について比較しやすいように、「治療方法」「特徴」「治療期間」「費用目安」について表にまとめました。ぜひご参考になさってください。

(※以下に記載する「治療期間」や「費用」についてはあくまで目安です。歯科医院やお口の状態によって異なりますのでご了承ください)

①ダイレクトボンディング


方法 歯と歯の隙間に、コンポジットレジンという材料を盛って固める方法です。コンポジットレジンは歯科専用に使用される白色の樹脂の材料で、色味の種類もあるため、歯の色味に合ったもので隙間を改善することができます。
特徴 ▶歯を削ることはほとんどなく、麻酔も必要ありません。
▶すきっ歯治療の中では、比較的費用が安価です。
▶急ぎで歯と歯の隙間を改善されたい方、治療にかかる費用を抑えたい方、セラミック治療を行なった場合のイメージをご自身の歯で再現してみたい方におすすめです。
▶隙間が大きいケースでは、歯の幅が大きくなることで他の歯との見た目のバランスが悪くなったり、レジンが欠けたり、外れたりする場合があります。
▶樹脂素材であるレジンは食べ物や飲み物の色を吸収しやすい性質があり、長期間たつと変色することがあります。変色した部分が気になる場合は、表面を削ってキレイにしたり、古いレジンを削り新しいレジンに詰め直すことがあります。
治療期間 即日(治療箇所によりますが、ほとんどの場合その日のうちに治療が完了します)
目安 1歯につき2~5万円くらい
歯と歯の間の隙間を治すため、2歯分の治療が必要となるケースがほとんどです。
そのため、費用目安は2歯分4万~10万円くらいです。治療箇所の状態により、費用が変わることがあります。審美目的のため、自費治療になります。

②ラミネートべニア


方法 歯の表面を支障のない範囲で薄く削り(0.5~0.7mm)、その面に、歯の形に合わせて作製した薄い板のようなセラミック素材を貼り付ける方法です。このようなセラミックを「ラミネートベニア」と呼び、歯の被せ物や詰め物を鋳造して作る歯科技工士により精密な作業行程を経ながら作製されます。
特徴 ▶歯を削る際には、麻酔を行なうことが多いです。
▶セラミック素材は、歯の透明感も再現しやすく、着色や変色もしにくいので、より自然な状態ですきっ歯を治すことができます。
▶セラミックを貼り付ける際には、歯科専用の強力な接着剤を使用するので、レジンより外れにくいです。
▶元の歯とセラミックとの境目に汚れが付着することもあるため、丁寧にケアすることが大切です。
治療期間 約2週間~1ヶ月くらい
ラミネートベニアが完成するまでは、仮の歯を接着するので見た目もほとんど気になりません。
目安 1歯につき5~15万円くらい
歯と歯の間の隙間を治すため、2歯分の治療が必要となるケースがほとんどです。
そのため、費用目安は2歯分14万~30万円くらいです。治療箇所の状態により、費用が変わることがあります。審美目的のため、自費治療になります。

③セラミック治療


方法 歯を削って形を整えてから、被せ物を接着して歯と歯の隙間を治す方法です。歯と歯の隙間が大きく、ラミネートベニアが適応できない症例や、以前行なった治療箇所がある場合、また、歯の神経の治療を行なっている歯などに適応されやすいです。
特徴 ▶セラミックは白く、色味の種類や透明感もあるので、他の歯との見た目のバランスも調整しやすいです。
▶歯の形自体を変えることができ、より自然な状態で歯の隙間を改善することができます。
▶比較的大きな隙間でも、適応できます。
▶歯を大きく削る必要があり、まれに歯の神経がダメージをうけて、しみる症状が出る場合があります。
治療期間 2週間~1ヶ月くらい
被せ物が完成するまでは、仮の歯を接着するので見た目もほとんど気になりません。
目安 1歯につき8~18万円くらい
歯と歯の間の隙間を治すため、2歯分の治療が必要となるケースがほとんどです。
そのため、費用目安は2歯分16万~36万円くらいです。治療箇所の状態により、費用が変わることがあります。審美目的のため、自費治療になります。

④ワイヤー矯正


方法 ▶歯の表面や裏面にブラケットと呼ばれる装置を、歯に直接接着し、そこにワイヤーを通して歯を少しずつ動かす方法です。
▶歯と歯の間の隙間を治すために、矯正装置と併用しながら、矯正歯科専用ゴムを装置にはめて使用することがあります。
特徴 ▶表側矯正は金属製の矯正装置が見えやすく目立ちやすいですが、白や透明の装置を選ぶこともできます。
▶装置を接着した部分が出っぱっているため、違和感を感じやすく、ケアもしづらいです。
▶歯を大きく動かすことができるため、多くの症例に適応できます
▶裏側矯正は目立ちにくいですが、高度の技術が必要なため、費用が高額になりやすいです。
治療期間 ▶全体矯正の場合は、2~3年くらい
▶部分矯正の場合は、3ヶ月~1年半くらい
目安 ▶全体矯正の場合は、60万~130万円くらい
▶部分矯正の場合は、30~70万円くらい

⑤マウスピース矯正


方法 ▶オーダーメイドの透明なマウスピース型装置をはめて歯並びを整えます。
▶少しずつ形の違うマウスピースを、決められた期間・順番で交換していきます。
特徴 ▶装置が透明なので、目立ちにくいです。
▶取り外し可能なため、食事や歯磨きを、通常通り行うことができ、装置自体も清潔に保つことができます。
▶マウスピース装着時の痛みが少ないです。
▶マウスピースの交換はご自宅で行なえるため、通院は月に一回程度です。
治療期間 ▶全体矯正の場合は、2~3年くらい
▶部分矯正の場合は、3ヶ月~1年半くらい
※装置の装着時間が推奨よりも短いと、治療期間が延びることがあります。
目安 ▶全体矯正の場合は、60万~130万円くらい
▶部分矯正の場合は、30~70万円くらい

⑥口腔筋機能療法(MFT)でのトレーニング


方法 ▶舌には正しい位置があり、それが間違っていると歯並びが悪化する可能性が高まります。
▶MFTは舌の位置を専門的なトレーニングで改善し、歯並びを整える方法です。
▶大人の方にも適用されることがありますが、成長期のお子さんは特に効果が出やすいです。
[MFTの基本的なトレーニング例]
準備する物は、鏡・箸・水を入れたコップです。
①舌が反らないように、横側に平たくしたり、前側に尖らせながら動かす
②口元の前につけた箸を押し出すように舌で動かす
③舌を前方に出し、横向きにした箸を舌中央に置いて、舌で箸を持ち上げる
④口を大きく開き、舌先端を意識しながら上唇に沿わせて動かす
⑤顔を上向きにし、ガラガラうがいをして一度停止する動作を行う
①~⑤の動作を1日2セット行います。
トレーニングにより「食べ物を噛む・飲み込む」といった日常的な動作で使う筋肉を鍛えることで、口周りの筋肉のバランスが改善し、舌の位置が正しい位置に置けるようになってきます。
特徴 ▶舌の正しい位置は、上前歯の裏側にあるスポットと呼ばれる位置に舌の先端が触れ、舌全体が上顎に吸着している状態です。
▶舌で前歯を押す癖があると、前歯が押され前方に突出して、すきっ歯になることがあります。
▶舌の癖の改善には、口周りの筋肉を鍛えることが重要になります。
治療期間 ▶治療は数カ月〜1年程行います。
▶1日10分〜15分毎日継続して行う必要があります。(お口の状態により個人差があります)
目安 ▶1回のトレーニングは3000〜10000円くらいです。
期間も数カ月以上はかかるため、期間や回数を歯科医院に確認し、全ての治療でかかる合計金額の予算を確認しておきましょう。
基本的には保険適用外になりますが、15歳以下のお子さんで「口腔機能発達不全症」と歯科医師に診断された場合は、保険が適用される場合があります。

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すきっ歯を自力で治す方法があるって本当?

ネットで検索すると、「輪ゴムで歯を縛る」、「パテ状の物で隙間を埋める」、「手で押す」など、すきっ歯を自力で治す方法が紹介されています。しかし、これらの方法には安全性が確保されておらず、効果が得られにくいどころか、むしろ歯並びが悪化することがあります。

矯正治療では、1日の歯の移動量が決められています。そのことを知らずにご自身で必要以上の力ををかけて歯を動かそうとすると、過度に歯の根が吸収したり、神経や歯を支える骨(歯槽骨)がダメージを受けたりすることがあります。

また、歯と歯の間の隙間を何かしらの材料で埋める場合、歯科専用の材料ではないために「耐久性が悪い」「汚れが付着しやすい」などの問題が生じ、虫歯や歯周病を引き起こしたり、細菌の温床になったりする可能性があります。
たとえ歯が動いたとしても、別の部分に隙間ができることもあります。歯を動かすのには時間がかかります。長い期間かけて歯が動いた結果、歯並びが悪化していると、再度、長い期間をかけて治すことが必要です。


このように、ご自身ですきっ歯を治すリスクには、「歯の寿命を縮めてしまうリスク」、「さらなる歯並びの悪化を招いてしまうリスク」、「健康な骨や歯の神経にダメージを与えてしまうリスク」が考えられます。

ご自身の歯を大切にし時間を無駄にしないためにも、治療については歯科医院で相談していただくことをおすすめします。

「すきっ歯」を悪化させない対策について

○歯周病や虫歯があれば治療を受けましょう
歯茎が下がる主な原因は、加齢の他に歯周病が挙げられます。加齢は防ぐことができませんが、歯周病は初期〜中期の段階であれば進行を防ぐことができます。
歯茎が下がった状態になると、歯周外科治療でしか治せず、自然治癒することはありません。

また、虫歯ができると、口内環境がさらに悪化し歯周病のリスクも高まりやすくなります。

虫歯や歯周病予防のために、歯ブラシと清掃補助用具(フロスなど)を併用して丁寧な歯磨きを心がけ、歯科医院での定期検診を受けていただくと良いでしょう。

○口周りの癖や習慣があれば早めに対策を
舌の位置は歯並びに大きく影響します。舌で前歯を押す癖があったり、舌が前歯にあたった状態で食べ物を飲み込む習慣がある方は、すきっ歯になりやすいです。
また、小さいお子さんでよく見られる指しゃぶりも原因になることがあります。このような癖は早めに治すことが大切です。

お子さんの指しゃぶりについては、遅くても4歳くらいにはやめられると良いでしょう。とはいっても、無意識に行なっているような癖をご自身で直すことは難しいため、専門的なトレーニングであるMFTを歯科医院にて受けるのも一つの手です。MFTは矯正治療と併用して行なうこともあります。

お口周りで気になる癖がある場合は、一度、歯科医院で相談してみましょう。

○マウスピースの使用で歯の擦り減りを防ぐ
歯ぎしりは、就寝中に無意識に行なっていることが多いです。歯ぎしりを行なっている方の歯は、噛み合う面の擦り減りが見られることがあるので、一度、鏡で確認してみましょう。無意識に行なっていることを直すのは難しいため、日中に、歯ぎしりや食いしばりを行なっていることに気づいたら、やらないように意識してみてください。就寝中であれば、歯ぎしりにより生じる衝撃をなるべく減らすために、「ナイトガード」と呼ばれるマウスピースを使用するのがおすすめです。歯科医院では、お口の型どりを行なった上で、専用のマウスピースを作製することができます。

○歯の欠損部があれば早めに治療しましょう
虫歯、歯周病、事故、大人になっても残存していた乳歯が抜けてしまった場合など、歯を失う原因は様々です。歯を失うことは辛いですよね。また、それを恥ずかしいと感じ、歯医者に行く足が遠のいてしまう方もいらっしゃいます。

しかし、歯の欠損部をそのままにしておくのは、危険です。歯は隣り合う歯があるからこそ、その位置を保つことができます。もし歯が失われ隙間ができてしまうと、咬み合う歯が伸びてきたり、隣の歯が傾いてきたりしてしまいます。欠損部の治療が難しくなることもあるため、早めの対処が必要です。

歯科医師は、患者さんの歯が欠損している状態を何度も見ているので、恥ずかしがることはありません。むしろ、患者さんに合った治療方法を提案して、一緒に治療方法を考えることができます。

「すきっ歯」の矯正治療はインビザラインでも可能です!

矯正治療には、マウスピース矯正という方法があります。マウスピース矯正では、透明なマウスピース型の矯正装置を使用するため、装置がほとんど目立ちません。見た目を気にせず矯正治療を進められます。
また、マウスピース型なので脱着も可能で、飲食や歯磨きも普段通り行うことができます。装置が汚れた際には、取り外してつけ置き洗いも可能で、衛生的に使用することができます。

ワイヤー矯正の方が歴史は長いですが、マウスピース矯正も数十年前から取り入れられており、主流になりつつあります。
マウスピース矯正には様々な種類がありますが、その1つに「インビザライン」があります。「インビザライン」は、世界シェアトップであり、100カ国以上で1400万人以上の実績があります。その治療は全てデータ化され、新たに治療を始められる患者さんに役立てられます。

すきっ歯治療もインビザラインが適用可能です。ただし、実際にお口の状態を確認した上での歯科医師の判断が必要なため、まずは歯科医院で相談してみましょう。

当院でも、インビザライン治療を行っております。実際に治療した症例をご紹介できますし、ご希望される方には、どのような歯並びになるかパソコン上で簡単なシミュレーションを行うことも可能です。すきっ歯でお悩みの方は、ぜひ当院へお気軽にご相談ください。

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